★ 1チャクラ 

場所 尾底骨の底部の中心、背中側の脊椎の最低部と前側の恥骨との間

 

対応する石:赤や黒の石

ガーネット、ルビー、インカローズ、ヘマタイト、レッドジャスパー、オニキスなど

 

詳細

情熱や行動力など、人間が活動するために必要なエネルギーです。家族や同族との繋がりの問題や、自己の存在意義や価値、生きることについての問題、集団の中での自分の立場や現実的な対応能力を司ります。まずここをある程度以上しっかりとさせないことには、強く生きていくことが出来ませんし、どんなに良いものを持っていても、それが現実に結びつかず、空回りすることがあるでしょう。大地との繋がりを持つ大事な部分で、現実的な対応能力がない人や、いつもうっかりしている人や、忘れ物が多い人などは、第1チャクラのエネルギーをしっかり使えていません。

また、家族の根本的な深い人間の愛情問題とも関係しており、愛情を受けずに育って子供時代を過ごした人や、自分の生まれてきた性を否定する感情やトラウマがある人は、生理痛がひどいことも多いです。

また、拒食とは、自分に存在価値がないと思い込むがゆえに、「私には生きるエネルギーなんて必要ない」という意識から起こる状態であり、過食とは、生きるエネルギーが欲しくて、とにかく食べることでそれを得なければ不安でしょうがない、という意識から起こるものです。

 

体との関係

体の構造部分、両足、直腸、子宮、背骨の基底部、骨格、免疫力、腎臓、骨、骨髄、脊椎の働き

副腎ホルモン(性ホルモン)、生きるためのエネルギー(食欲の一部)

 

精神面、感情面

愛、家庭や同族の問題、集中力、生存の問題、行動力、どっしりした安心感、

生殖としての性、家庭のルール、社会的な自分の立場

 

キーワード

勇気、活力、サバイバル、グラウンディング、生殖、愛、行動力、積極性、炎、守護、怒り、情熱、不満、愛を失った悲しみ、家族(主に親、母親)との問題

 


★ 2チャクラ 

 

場所 おへそから2cmくらい下(丹田)

 

対応する石:オレンジの石

タイガーアイ、レッドアベンチュリン、カーネリアン、琥珀(色が強いもの)、赤天眼、オレンジムーンストーンなど

 

詳細 赤は生きる力と、家族などの集団のエネルギーを示しています。その神聖な性エネルギーを上昇させると、創造的(クリエイティブ)なポジティブな力になります。下降させると、ネガティブな陰性の力となります。多くの人はこの部分を消耗させています。

自分の素直な感性との繋がりがあるため、私たちの中にある創造性に関係しています。

創造性とは、文章や絵を描くことばかりではなく、自分の人生をどう創り上げていくか、という感性のことを示します。だから、文章や絵、HP作成などには、自分の性質がとても出ます。

自分が魂から求めている何かを、あるいはそれに繋がっている何かをやっている時は、充実感という喜びを持ち、自分らしく居られます。

このエネルギーが低くなると、何のために人生を生きているのかが解らなくなるかもしれません。

 

体との関係

性器、大腸、膀胱、骨盤、ホルモン分泌

男性の前立腺や精巣、睾丸、女性の卵巣や子宮、膣、乳房の部分

男性は尾てい骨あたり、女性は尾てい骨と卵巣の中間あたり(子宮あたり)

性ホルモンの成分にハイドロジン水素があり、このエネルギーは我々が生まれた時から持っているものです。性腺から分泌される性ホルモンは、他のすべての内分泌腺に栄養を提供し、性腺と脳下垂体は神経系を通して直接繋がっているのです(脳下垂体:人間の心理を制御)

健康状態もその人の性エネルギーに由来し、心理的問題も性に由来する部分が大きいです。

 

精神・感情面

性欲、他人支配の問題(自分の人生が思い通りに行かないから他人をコントロールして満たす)、

創造性、人間関係の中での自分の価値観、自分の尊厳、罪悪感、ショックやトラウマ、非難、

願望の抑圧、その他価値観の問題

 

キーワード

創造性、至福、喜び、快楽的な性、達成、腹の底からの感情、社交性、洞察力、依存、ショック、トラウマ、性に関する問題、他者コントロール、充実感の欠如

 


 3チャクラ 

 

部位 太陽神経叢(胃のあたり)

 

対応する石:黄色い石

イエローサファイア、シトリン、金ルチル、イエロージェイド、アラゴナイト、琥珀(色が薄い)

 

詳細

自己評価や、自己価値、個人的思考(自我)など、個人的に何かを楽しむためのエネルギー。

この部分は食べ物の消化に対するエネルギーだけではなく、情報の消化や、出来事や感情の消化なども司っています。緊張や笑いなどの一瞬一瞬の状況における感情も支配し、幸福ホルモンの分泌が起こる場所です。良い感情も悪い感情もここから入ってきます。だから、とてもよく使われる機能です。良い感情が入ってくると、この第3チャクラは活性化し、未消化の感情やネガティブな感情が消化できないと、この第3チャクラに多大な負担がかかってしまいます。

また、他人と一緒にいるとエネルギーを吸い取られると思うことが多い人は、相手も自分もこの第3チャクラのエネルギーのバランスが取れていないことが多いです。

人間は、エゴがあるから、いろいろな事に期待をするし、自分を高めたい気持ちが強くなり、そのために苦しむことがあります。しかしエゴを通して我々は個性化され、自己価値を認識していくことが出来ます。

 

体との関係

胃、脾臓、副腎、小腸、肝臓、胆嚢、脊椎の中心部分

消化や血糖値、体温の維持もここです。幸福ホルモンは黄色を見た時に分泌されやすく、日々の生活の中で緊張やストレスを飛ばしてより自分らしく、冷静で居られることを助けてくれます。

 

精神・感情面

個人の力、個性化、自己責任、拒絶の恐怖、理解できないことによる混乱、倫理、

批判に対する過剰な防衛(典型的なエゴの問題)、自己とのかかわり、自尊心、自己尊重、

危機対応能力、自他への批判や判断、

知識や他人の言葉の単語に拘って、それに振り回される(つまり、理解に偏りや不足がある)

知識を入れた状態で納得していて、実践や定着がない、憂鬱、心配や緊張

 

キーワード

価値、叡智、プライド、成功、組織、楽しみ、知識、智慧、明るさ、欲望、偽りの謙遜、神経質

自信がない

 


 4チャクラ 

 

部位 胸骨のある胸の中央。乳首と乳首の間。

 

対応する石:緑の石

エメラルド、アベンチュリン、マラカイト、クリソプレス、翡翠など

 

詳細

愛や嫉妬、悲しみなど様々な感情は、第1チャクラで起こり、第3チャクラで処理がされ、このハートから表現されます。すべてのバランスを司っているところでありますが、第1と第3チャクラの状態が悪い場合、この第4チャクラにも大きな影響を及ぼします。

人を癒す力、愛、許し、慈悲の表現、受容、信頼や希望はこの部分から現れます。また、人生の方向性を司る場所でもあり、心で感じたことをそのままに進む強さと信頼もここにあります。愛とは純粋にただ愛であり、それによって人は自分をも人をも癒し、自分の真実の道を発見し、何が人間によって本当に正しいことなのかという真理の道を見つけることが出来ます。ハートは、すべての苦しみを信頼や喜びに帰ることが出来るセンターです。豊かな心や自立とも関係しています。人は、怒ったり、嫉妬したり、悲しみや辛さを感じます。しかしこの世のすべての物事は、自分の魂とその周りにあるエネルギーが反映です。すべての出来事は理由があって起こっているのです。自分の人生に起こることを信頼して受け止め理解しようとすることで、「真実」に繋がるのです。

 

体との関係

胸、心臓、肺、腕、乳房、横隔膜。

とても活動的かつ繊細なセンターのため、強力な気は直接前面のハートセンターから入れると、逆にこのセンターに負担がかかる場合があるので注意が必要。4チャクラに気を入れる時は、必ず背面から入れた方が良い

 

精神面、感情面

これからの方向性、人の意見や対応に左右されるか自分の道を貫けるか、心を開いて人と話が出来ない(第3チャクラとの深い関係)、希望、共感、嫉妬、人生の豊かさの質、好意を受け取れるか、バランスが取れていない感性や判断力、安定しない感情、感情の表現が難しい

依存症からの解放

 

キーワード

平和、中立、決断、スペース、方向性、余裕、思いやりを行為に移す、期待したことが叶わなかった失望、嫉妬、隠された恐れ、自分の居場所がない、目標を見つけられない、共感がない


 第5チャクラ 

 

部位: 喉、後頭部の下のほう

 

対応する石:ブルーの石

サファイア、アクアマリン、ブルートパーズ、ブルーアベンチュリン、ブルーレースなど

 

詳細

記憶、智慧、知性、考え方などを、統制します。自己表現やコミュニケーションに関係した能力を司ります。すべての病気はなんらかの形で第5チャクラと関係があり、特に感情面や知性面での葛藤、自信のなさなどが喉にあらわれがちです。喉には過去からの心理的な傷などがあらわれやすい場所です。青の力は精神を落ち着かせ、自分を表現することにより、体内にある毒素を排出することが出来ます。声にしろ、息にしろ、体内から何かを吐き出す行為は、体内に有益なエネルギーを運び込みます。我々は、日常生活で常に絶え間ない感情を受けています。この感情は、どんな種類のものでも、体内で、ある一定の成分を生じさせます。そして、青は静寂と平和のブルー。内面の平和と信頼のエネルギーもこの領域になります。内面の平和があれば、多少何か不愉快な事があっても、それに囚われすぎることなく、心は簡単に揺さぶられません。揺さぶられたとしても、すぐにフラットな状態になります。信頼することで、自分や他人、そして何かの出来事を受容することが出来ます。心の中が平和で、信頼していることを表現していくことで、自分らしく生きていくことが出来る(第2チャクラの創造性)のです。

 

体との関連

肩、首、背中、鎖骨、口、のぞ、器官、甲状腺、首の骨、あご、歯、視床下部

体内の細胞の新陳代謝、成長の統制、呼吸器系全般。感情の浄化もここから。

たくさんの感情を受け入れすぎると、この第5チャクラの神経チャンネルが詰まっていきます。そしてその神経チャンネルは、寝ている間に洗浄されます。具体的に言うと、甲状腺からヨウドが分泌されて、行われます。洗浄した後は、太陽エネルギーと月エネルギーが交差したものを、脾臓で受け取ります。この間に体から、新しいエーテル質のエネルギーが出るのです。

 

精神・感情面

知性や理性と感情面での葛藤、抑圧、制限、些細な事が気になる、自己表現に対する恐れ、意思の弱さ、権威的、不信感、バランスの取れていない信頼、コントロールされることによる恐怖

 

キーワード

母親の保護、父親の養育、平和、コミュニケーション、内向的、意志の力、信念、虚無感、重圧、責任、精神不安定、感情の抑圧


 第6チャクラ 

 

部位 第3の目。眉間から頭の内部へ向かった頭の中心

 

対応する石:ロイヤルブルー(濃紺)、ピンク

ラピスラズリ、アイオライト、ソーダライト、天眼石、セレスタイト、ローズクォーツなど

 

詳細

知性、性格(真実と思っていること、過去の経験、気づきの質、知性)を司ります。

知性や理性、自分の信念や物の見方を分析し、評価する心理的な能力に関係しています。「知性と深層心理の相互作用が起きて、私たちを直感と叡智へと霊的な気づき(瞑想)のセンターになると言われています。自分に囚われない客観的な見方を持つ精神を育み、自分の思慮分別によって行動すること、そしてエゴに囚われず本当の自分(真我)で常に行動する(悟り)のためのセンターでもあります。

心配のし過ぎなどを抑制し、神経の不調和を解消します。五感などの神経を通じて得た情報に意識を向けて処理して、体と精神に調和をもたらします(気づき)。

 

瞑想との関係が深いセンターなので書きますが、瞑想とは余計なマインドから解放され、ありのままの自分の存在を感じ、そこにくつろぐことです。昼は空と雲と太陽が見えます。

そして移り行く空そのものではない雲に意識をむけます。しかし夜になれば、美しい星が見えてきます。そのように、落ち着いて心の中を見つめることで、本当の自分との交流を持つことが出来、浄化やヒーリング、変容が起こっていきます。

 

肉体との関係

脳、神経系、脳下垂体、頭全般。

 

精神面、感情面

洞察力、直感を信頼するかどうか、一人の時間や沈黙を楽しめない、緊張すると余計なおしゃべりばかりしてしまう、内面にしっかりと目を向けられない、自分を知り変容することに対する恐怖、判断力がない、経験や想像によって表面的なことばかりで判断する


 

 第7チャクラ 

 

部位 頭頂。上のほうに伸びている。

 

対応する石:マゼンタ(赤紫)、紫

ロードナイト、レピドライト、スギライト、アメジスト、チャロアイト

 

詳細

霊性や使命との繋がりがあります。霊性が物質界での生活の大切な一部となり、私たちを導くことを受容する力の繋がりともいえます。このチャクラには、慈愛、親切な思いや行動、誠実な対応、自分の信心や祈り、道義心による行いなどが蓄積され、瞑想や祈りを通して内面の気づきを深めてくれるエネルギーがあります。日常レベルを超越した、次元の繋がりを象徴しています。バイオレットのエネルギーを入れることにより、人は良心をはぐくみ、直感が高まり、自分のソウルスターと繋がることが出来、心と精神が守られたように感じられます。自分の使命に関連しているため、直接他の腺の分泌すべてに影響を与え、その人の魂レベルでの意思疎通、情報伝達をします。

 

肉体との関係

視床下部にある松かさ状の小体で、一種のホルモンの分泌腺(メラトニン)です。

 

感情・精神との関連

慈愛、受容性、同情心、楽観主義、母のような無条件の愛、純粋性、溺愛(愛はあるが瞑想がない)、何でも自分が抱え込んで苦しみながら正当に配慮されていないと非難する、

男性性と女性性のバランスが取れていない、楽観による現実逃避

 

キーワード

使命(天恵)との繋がり、ソウルスター、小さな物事に愛を注ぐ、思いやり、配慮、人間的な至福、奉仕や瞑想を伴う愛