脳の4つの状態-脳波-
脳波には4つの種類があります。
長時間、単一の脳波がでるという事は少なく、複数の脳波が混合された状態が多いです。普段私たちはベータ波で生活していますが、集中してTVや映画を見ているときはアルファ波になっています。あなたがどのような性質を脳に要求しているか、そしてそれはどの脳波に対応しているのか、下記をご参考になさってください。
ベータ波(β波)
14〜33CPS(平均は21CPS)。 緊張度:緊張気味。 集中度:分散傾向。注意力、認識力は高い。 脳活動:左脳(顕在意識)が強く中心で働いている。 覚醒状態。起きている時、日常生活の状態。さまざまなことを計算したり考えたり批判したり、判断したり、怒ったり喜んだりしている。注意力が必要な事柄を成し遂げる脳波。 |
アルファー波(α波)
8〜12CPS 。 緊張度:リラックス。知覚は敏感。 集中度:集中。 脳活動:右脳(潜在意識)が顕在意識よりも開いている。 おきているが非常にリラックスした状態。勉強/作業をしたいときは、α波の状態になるよう音楽療法CDをかけながら勉強/作業すると効果的ということです。また、健康と幸福感に必要な深いリラックス感を得たいときにもα波CDがお勧めです。創造性が高まっている。集中。催眠状態。 |
シータ波(θ波)
4〜7CPS。 緊張度:リラックス。 集中度:していないか、ものすごくしているか。 脳活動:無意識で右脳(潜在意識)が全開。 睡眠と覚醒の境界。まどろんでいる状態。空想。眠りかけ。夢遊状態。依存症の克服などの行動強制プログラムや自己理想の実現、ディープラーニング(超深い学習)、自己催眠、退行催眠などに適しています。 |
デルタ波(δ波)
3〜7CPS。 緊張度:リラックス。 集中度:― 脳活動:無意識で右脳(潜在意識)が全開。 熟睡。夢を見ている状態。休息の状態。直感を得るようなワーク、顕在意識にたまったネガティブな考え方を捨て、潜在意識(自分の無意識)の持つ否定的でない情報にアクセスし自分をより理解し、否定的な気持ちを捨てたり心をクリアにするのに有効です。 |