音楽療法CDの利用方法・進め方

音楽療法CDの利用方法・進め方

音楽療法CDは、正しい方法できちんと聴くことが出来れば、ほとんどすべての方に多少なりとも効果が現れます。
正しい方法を理解して上手くCDを活用してください。

※運転中や危険が伴う作業中などは音楽療法CDをかけないでください。
※脳波に異常がある人はヘッドホンを使わずに聞いてください。

参考文献:「実践 音楽療法」など

ヘミシンクCD・ブレインシンクCD

1.CDを1〜4枚用意します。
  通常は複数枚を組み合わせて使います。

2.聴く時間
 ヘッドフォンを使って聴くのは1日30分〜60分以内が適しています。それ以上は控えてください。最初は少しずつ時間を増やしていきましょう。でも聴いていて心地良い場合は60分まで続けて聞いてくださってもかまいません。何時間も聞きっぱなしは避けてください。週に5〜6日聴いて、1〜2日休みます。それを繰り返します。※毎日聴くよりは、適宜休聴日を設けた方が効果が持続します。

3.5〜7日ごとに聴くCDを変えていきます。
 最初の週にCD−Aを聞いたら、次の週はCD-Bを聴くようにしましょう。1日に2枚(15〜30分ずつなど)聴くのが効果的ですが、その場合は飽きが来ないよう、最初の週にCD-AとBを聞いたら次の週はCD-BとCを聴くといったように数枚をご購入いただき上手く組み合わせてお聴きください。

4.もし音楽に飽きたら別のCDを新たにお買い求めくださるか、少しお休みをとって改めて聞いてください。

5.もし不快感などを感じることがあれば、しばらく聴くのをお休みするか別のCDに移るようにしてください。

どの音楽も、聴くときはリラックスできる姿勢で、そっと音楽に耳を傾けていてください。無理な姿勢をとっていたり気が付いたら音楽をまったく聴いていなかったという状態になっていないようにしましょう。私はよく、聞きながらソファでくつろいだり、ベッドに横になって穏やかに過ごすようにしています。記憶力UPなどのCDは普通にヘッドホンで聴くだけでなく、勉強中にバックミュージックとして軽く聞こえる程度にかけているといいでしょう。なお、12歳以下のお子様には適しません。


インナーピースCD

1.CDを1〜2枚用意します。

2.休憩時間や就寝前、あるいは必要性を感じるときに音楽を聴きます。ヘッドホンは必ずしも必要ではありませんが利用した方が効果が高くなります。2週間以上、毎日30分以上聴くと徐々に効果が現れ始めますが、毎日聴かなければ!と追い詰められながら聴くよりは、好きなとき、聴けるときに「出来る範囲で」リラックスして聴くのが、長く聴き続けられ効果が出るコツです。※毎日聴くよりは、適宜休聴日を設けた方が効果が持続する場合があります。

3.音楽に飽きたらしばらく聴くのをお休みするか、別のCDで心を落ち着かせてからまた聴きましょう。


ヘッドフォンについて

耳が覆いかぶさるような大きめのヘッドホンで聴くのが一番効果的です。また、ワイヤレスの場合、コードがなくて楽ですがノイズが入る場合はできれば避けてください。

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